OMOROI

Open Movement Of Regional Opportunities and Innovations
「地方からイノベーションを起こす起死回生のボトムアップ文化形成」

背景と目的オモロイ文化がないと・・・

GDP_japan

もっと毎日を面白くしたい! けど、この30年で世界における 日本の仕事は4分の1以下に減少 したとか・・・。 まさに今も、新しい仕事が外国で生まれて、日本の仕事が置き換えられて、 日本にカネがなければ国もどうこうできないし、そりゃオモンナイわ。

【Mission】 ということで私たちは、 日々の小さなオモロイ活動を通して、今の日本の流れをボトムアップで変え、日本での仕事を増やすという大きな目標に貢献していきます。

【Vision】 そこで私たちは、 既存の仕事を守るだけでなく、 新たな仕事を創り出すイノベーティブで 心震わす「オモロイ文化」 を創り出す一助となりたいです 。

実は良いニュースとして、日本には『東京一極』という問題があり、これが地方に波及するだけで良いとか言われています。 よって、 私たちは関西に焦点を当て、世界から関西にお金が入るようなオモロイ文化を目指します。 例えば大阪は東京と比較して人口もGDPもおよそ半分くらいですが、起業関連の指標は数十分の一程度です。 そんな関西が成功すれば、他の地域でも道が拓けるはずです。 実際には、既にたくさんの素晴らしい取り組みが実施されていますので、 私たちは、それらがさらに活性化するように、縁の下の力持ちとしての役割を果たしたいと考えます。

アプローチやれることから

WeDoIt

【ボトムアップ】 トップダウン、つまりプロが「誰が何をするか」を決めて全員で実施するアプローチは効率的であり、主戦略としてふさわしいものです。 しかし、それだけでは解決が難しい課題もあるため、私たちはこのボトムアップ型で取り組んでいます。

【具体的な進め方】 仮に「We do it」とするなら、We(私たち)もit(何をするか)も、あらかじめ決めず、固定もしません。 走りながら考え、メンバー(We)が楽しみながら「何をすべきか(it)」を模索していきます。 そして、そのitを実行するための労力やサポートは有志の事務局が提供します。 つまり、メンバー(事務局も含む)はブレインであり、事務局は手足 として機能します。

【ボトムアップの役割】 トップダウンは効率的な一方で、 「成果(KPI)の優先による協力の困難」、 「トップからの指示による創造性・柔軟性・動機の制約」、 「固い戦略のため不確定な問題に挑戦しにくい」、 などの課題もあります。 私たちは、これらの課題をボトムアップで補完することで、より良い流れを生み出していきます。

【多様なメンバーによる「楽しさ」と「成長」】 メンバーは産学官民から集まっており、楽しい議論や学びの多い場となっています。 各々の立場や気持ちを理解し合うことで、人脈が広がり、メンバー同士での相談や協力もしやすくなります。 また、議論で得た知見やアイデアは各自が持ち帰り、それぞれの活動にも活かせるものです。 トップダウンではないため直接的な評価にはつながらないかもしれませんが、 各メンバーが利益を感じられることが理想です。 このような活動は、いわゆるパーソナルマネジメント時間管理の第二領域(重要だが緊急でない活動)に該当し、 各自の成長や自己改善に寄与することを目指しています。

※ 現在、事務局は国立の脳情報通信融合研究センター(CiNet)と大阪大学 社会技術共創研究センター(ELSI)の有志が担当しています。

活動内容今のところ・・・

メンバーはコミュニケーションツールであるSlackで常に繋がっており、 Slackに参加することがメンバーになる条件でもあります。 基本的には緩く繋がりながらも、時には密な議論が行われています。

現在、以下の活動を実施/計画していますが、内容は柔軟に変わることもあり、 新しい取り組みが加わったり減ったりすることもあります。 これらの活動は、具体的で小さなアクションに分けて実行しています。

  • 学校:人生やキャリアの一つとして「新しい仕事を創る」という選択肢を紹介し、興味を持った際の第一歩をサポートします。
  • 学生の課外活動:インターンシップやギャップイヤーなどの経験が推奨され、またその価値が高く評価されるような社会にしていきます。
  • 研究者や起業家のマッチング:既存の紹介ツールやアプリを活用し、研究者と起業家の出会いが広がるようサポートします。
  • 起業やDeepTechをPOPに:関西ならではの文化や機会を活かし、敷居を下げてDeepTechや起業の魅力を伝えます。
  • より一般社会へ:研究やビジネスの分野の外に向けて、実際の体験を通して興味を広げてもらえるようにします。
  • 若者とシニアの交流:それぞれにとって利益とやりがい、楽しさを感じられる形でのマッチングを目指します。
  • 学会との協力:学会は例えば大学間など横のつながりで成功しており、この力を借りて活動の幅を広げます。

拠点・連絡先前向きにご興味いただけましたら・・・

omoroi_jambase

活動拠点

グラングリーン大阪JAMBASEなどの大阪駅周辺

omoroi 事務局 窓口担当

細田 一史
CiNet 主任研究員
(兼:神戸大学 教授)
(兼:大阪大学 招へい教授)
(副:あんさんが研究舎 代表)